取引店紹介

鮨 めい乃

鮨 めい乃

寿司
フライと自家製タルタルソース
ワイン

麻布十番のビル6階にある「鮨 めい乃」。
白い漆喰の壁とリビングを思わせる黄色い椅子が並ぶカウンターは、温もりに包まれた落ち着いた空間。丸みを帯びた天井や柔らかな灯りが、肩肘を張らずにくつろげる雰囲気をつくり出しています。ここで味わえるのは、女性ならではの柔らかな感性と丁寧な仕立てが息づく、特別なひとときです。
店主の幸後 綿衣さんは、四谷「すし匠」、西麻布「拓」で修業を積み、「鮨 あらい」では二番手として個室を任されるなど確かな経験を重ねてきました。
さらにフランス・ブルゴーニュでワインを学び、ソムリエ資格も取得。ワインと鮨の相性を考えた提案は、「鮨 めい乃」の唯一無二の魅力です。
当店・大力商店としても、赤貝や小肌、アジや穴子など、新鮮で厳選された魚介を幸後さんの鮨に寄り添う存在として、日々お届けしています。

鮨の特徴 ― 素材の香りと甘みを生かす

幸後さんの鮨は、江戸前の型にとらわれず、素材の個性を柔らかく引き出す仕立てが特徴です。特に小肌の握りは印象的。控えめな酢締めで青魚特有の香りを生かしつつ雑味を抑え、脂のりと香りの調和が際立ちます。滋賀県産の原種米「滋賀旭」を用いたシャリが、その旨みをさらに引き立てます。
コースでは、小肌は握りに加え、フライにして自家製タルタルソースでいただく趣向も。伝統を尊重しながら趣向を凝らした仕立ては、幸後さんならではの味わいです。ワインとのペアリングによって広がる新しい体験もまた、「鮨 めい乃」の魅力といえるでしょう。

鮨

おまかせコース ― 一貫ごとに紡がれる物語

コースは白身魚、まぐろ、青魚、穴子へと続き、しじみ汁で締めくくられます。
前半は白身魚で軽やかさを、続くまぐろや青魚で旨みを重ね、最後に穴子のコクとしじみ汁の余韻で締めくくる構成で、味の流れが美しく調和しています。
幸後さんが大切にしているのは「素材、香り、人、思い」。母の味や家庭の記憶を胸に、一貫ごとに温かな心を込めます。訪れる方の表情を感じ取りながら握るテンポや“間”を調整する姿勢は、鮨をいただく時間そのものを豊かに彩ります。ここで過ごすひとときは、ただの食事を超え、五感で味わう至福の体験となるでしょう。

店主幸後 綿衣

店主からのコメント

お店で使う魚の多くを大力商店さんから仕入れさせていただいています。私に合った最高品質のものを選んでくれる、かけがえのない信頼しているお魚屋さんです。

店舗名
鮨 めい乃
所在地
〒106-0045 東京都港区麻布十番1-6-1 THE V-CITY 麻布十番 PLACE 6F
TEL
03-6455-4130
営業時間
17:00~
20:00~
定休日
火曜日、水曜日
アクセス
都営大江戸線・東京メトロ南北線「麻布十番」駅まで徒歩1分
麻布十番駅から165m
URL
https://www.instagram.com/mei3158/
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